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現場でよく聞くIT用語!!「クラウドストレージ」について解説!

クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにデータを保存することができるストレージのことです。ファイルやデータを簡単にアップロードすることができ、どんなデバイスからでもアクセスすることが可能です。

クラウドストレージは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの多種多様なデバイスにアプリケーションが提供されているため、どのデバイスからでも簡単にアクセスすることができます。また、複数のデバイスで同じファイルを使いたい場合は、クラウドストレージを利用することで、どのデバイスからでも同期をしたデータを使えるため、データの共有や backupとして利用することもできます。

また、クラウドストレージを利用することで、データのバックアップを簡単に行うことができます。通常のストレージの場合、外付けHDDUSBメモリなどを利用して、手動でバックアップを行う必要がありましたが、クラウドストレージでは自動バックアップ機能が搭載されている場合が多いため、手間が省けます。

利用方法は、インターネットに接続している状態でネットワークの上にあるストレージに、ファイルをアップロードするだけです。アップロードしたファイルやデータはクラウドプロバイダーのサーバーに保存され、誰でもアクセス可能です。一般的に、クラウドストレージは無料から有料プランまで、様々なプランが用意されています。無料プランは主に容量が小さく、有料プランは容量が大きく設定されていたり、特定の機能を使えるようになったりします。

その他の利点としては、セキュリティに優れていることが挙げられます。クラウドストレージは、サーバーにデータを格納するため、セキュリティに関して高い水準が要求されます。そこで、クラウドストレージはデータの強力な暗号化技術を採用し、データの紛失や漏洩など様々な悪夢に備えています。データの漏洩や流出の心配がなく、比較的安全にデータを管理することができます。

しかし、デメリットとしては、インターネット環境が悪い場合、通信速度やアクセス困難などが起きることや、データ容量が大きいものをアップロードする場合は時間がかかることが挙げられます。また、クラウドストレージには情報漏洩のリスクが常にあるため、しっかりとセキュリティを確保する必要があります。特に重要なデータを保存する場合は、二段階認証を施したり、暗号化を行って、情報漏洩のリスクを最小限に抑える必要があります。

最近では、クラウドストレージは個人だけでなく、企業でも利用されるようになっています。ビジネスにおいては、社内の情報共有や社員間でのアクセス共有、データのセキュリティ強化、業務の効率化など、様々な目的で活用されています。

クラウドストレージは、データの保管からバックアップ、共有、アクセスなど、様々な機能があり、幅広い用途で利用されています。将来的には、クラウドストレージがオンライン上でのビジネスプラットフォームとして重要な役割を果たすことも想定されています。