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現場でよく聞くIT用語!!「エンドポイント」について解説!

エンドポイント」とは、IT業界で用いられる用語で、ネットワーク上で最終的なアクセスを行う端末装置のことを指します。

具体的には、PC、スマートフォン、タブレット、サーバやルーターなどのハードウェア、あるいはOSアプリケーション、セキュリティソフトウェアなどのソフトウェアなどが、エンドポイントに該当します。

エンドポイントは、単にアクセスするだけではなく、情報を送信する役割も持ちます。例えば、メールやファイル共有サービスを利用する際には、エンドポイントからデータを送信し、サーバーに蓄積させ、別のエンドポイントにデータを転送することができます。

また、エンドポイントには様々なセキュリティ上の問題があります。クラッカーに悪用されると、企業や個人の情報漏えいや不正アクセスの原因となるため、エンドポイントのセキュリティ対策が重要となっています。

エンドポイントの管理には、マネージドエンドポイントとアンマネージドエンドポイントの2つのタイプがあります。マネージドエンドポイントは、事前に管理されたエンドポイントであり、アンマネージドエンドポイントは、ネットワーク上に存在するが管理されていないエンドポイントであります。

マネージドエンドポイントの場合、エンドポイント管理ソフトウェアが導入されているため、セキュリティ上のリスクが低く、さまざまな制御ができます。一方、アンマネージドエンドポイントの場合、管理されていないため、各々が個別にセキュリティ対策を講じる必要があります。

最近では、IoTデバイスが増加傾向にあります。IoTデバイスもエンドポイントの1つであり、セキュリティリスクにも直面しています。IoTデバイスの管理も、エンドポイント管理と同様に重要視されており、IoTセキュリティが注目されています。

以上のように、エンドポイントは、IT業界で重要な概念であり、セキュリティ上のリスクにも直面しています。企業や個人にとっては、エンドポイントのセキュリティ対策を講じることが大切です。