• IT用語に迷ったらここを見よ!

現場でよく聞くIT用語!!「インターフェース」について解説!

インターフェースとは、二つ以上のシステム、アプリケーション、またはデバイスが相互に通信するための手段です。システムやアプリケーションが異なる場合でも、インターフェースによって相互作用できます。

インターフェースは、ユーザーとシステムの間の接点として機能することもあります。例えば、スマートフォンのタッチスクリーンやマウス、キーボードなどがそれに当たります。

IT業界では、プログラムやシステムと、それらを制御するユーザーとのやり取りを中心に考えられます。プログラムやシステムとのやり取りをするためのインターフェースは、ユーザーが直接触れるシンプルなGUI(Graphical User Interface)から、API(Application Programming Interface)やウェブサービスのような複雑なものまで様々な種類があります。

APIは、プログラムやアプリケーションと他のプログラムやアプリケーションを結びつけるためのインターフェースです。APIは、他のプログラムが機能にアクセスできるようなコーディングやプロトコルを提供し、他のアプリケーション間のデータのやりとりを可能にします。APIは、外部開発者がソフトウェアの開発や拡張を行うために、多くの商用アプリケーションに利用されています。

ウェブサービスは、APIの一種であり、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を利用して、インターネットを介してサーバーとクライアント間でメッセージをやり取りする方法を提供します。ウェブサービスは、他のアプリケーションにデータを提供するために使用されます。

また、インターフェースには、ユーザーとシステムがやり取りする何らかの方法としての言語やプログラミング言語もあります。たとえば、C++などのプログラミング言語は広く使用されており、一般的なインターフェースデザインプラクティスに従ってコーディングされています。これらのインターフェースは、プログラマーによって定義され、プログラマーが実装するメソッドやプロパティを公開します。

また、デバイスインターフェースは、コンピューターシステムと周辺機器(キーボード、マウス、プリンターなど)の間の通信プロトコルを表します。USB(Universal Serial Bus)は、最も一般的なデバイスインターフェースの一つです。

最近のIT業界では、多くの企業がクラウドコンピューティングIoTAIなどの新しい分野に進出しています。これらの技術には、それぞれ異なる種類のインターフェースが必要となります。例えば、IoTは、ネットワーク接続されたデバイス(センサーやアクチュエーターなど)が相互に通信するためのインターフェースが必要となります。

これからも、インターフェースは、IT業界において重要な役割を果たし続けるでしょう。ユーザーやシステム、アプリケーション、デバイスなどの間でのデータの受け渡しや、相互作用を円滑に行うために、多種多様なインターフェースが必要となります。