はじめに
2026年1月26日、日本最高峰の美と成長のコンテスト「第58回ミス日本コンテスト2026」の最終審査が東京都内で開催され、登山家・野口健さんの長女、野口絵子(のぐち・えこ)さん(21歳)がグランプリに輝きました。さらにミス日本「海の日」とのダブル受賞を果たし、会場は大きな拍手に包まれました。慶應義塾大学に在籍する野口さんは、登山家としての活動と環境保護への情熱を語り、「誰かにとって励みになれる人になりたい」と決意を示しました。
ミス日本コンテスト2026、野口絵子さんがグランプリ
最終審査結果
2026年1月26日に開催された「第58回ミス日本コンテスト2026」の最終審査で、13人のファイナリストの中から以下の受賞者が選ばれました。
ミス日本グランプリ & ミス日本「海の日」: 野口絵子(のぐち・えこ)21歳・東京都出身・慶應義塾大学3年
準ミス日本: 正木由優(まさき・ゆゆ)20歳・東京都出身・早稲田大学2年
ミス日本「水の天使」: 志村美帆(しむら・みほ)19歳・東京都出身・慶應義塾大学1年
ミス日本「みどりの大使」: 永田愛実(ながた・まなみ)20歳・長崎県出身・日本大学2年
ミス日本「ミス着物」: 平嶋萌宇(ひらしま・もね)22歳・福岡県出身・筑波技術大学4年
野口絵子さんは、グランプリとミス日本「海の日」のダブル受賞という快挙を成し遂げました。
審査内容
最終審査では、ファイナリスト13人が以下の3つの審査に挑みました。
- 着物審査
- ドレス審査
- スポーツウェア審査
「内面の美、外見の美、行動の美」を兼ね備えた「日本らしい美しさ」を審査基準に掲げる同コンテスト。容姿だけでなく、心の持ちようや社交性など幅広い人間性が問われました。
野口絵子とは?プロフィール
基本プロフィール
氏名: 野口絵子(のぐち・えこ)
生年月日: 2004年2月21日(21歳)
出身地: 東京都
身長: 158cm
在学: 慶應義塾大学総合政策学部3年
特技: 写真撮影、登山、お菓子作り
趣味: 旅、生産者巡り、ストレッチ
座右の銘: 「人生ネタになればいい」
将来の夢: 自然を五感で感じ学べる環境学校を子どもたちに作る
父: 野口健(アルピニスト・登山家)
登山家としての経歴
野口絵子さんは、登山家・野口健さんの長女として2004年に誕生しました。
幼い頃から父とともに山を登り、以下のような経歴を持っています。
- 9歳: 冬の八ヶ岳で雪山登山デビュー
- 14歳: ネパールのチュンクリーやカラパタール登頂に成功
- 中学卒業後: キリマンジャロ登頂に成功
天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳など、国内外の山々を踏破してきました。
学歴
- 世田谷区立桜町小学校 卒業
- 立教英国学院中学部 卒業(父の母校)
- 慶應義塾大学総合政策学部 在学中(3年)
中学卒業後、自ら強い意志で内部進学を断り、ゼロから志望校を目指したといいます。
父は登山家・野口健
野口絵子さんの父は、日本を代表する登山家・野口健(のぐち・けん)さんです。
野口健のプロフィール
本名: 野口健
生年月日: 1973年8月21日(52歳)
出身: アメリカ・ボストン生まれ、東京育ち
主な功績:
- 7大陸最高峰の最年少登頂記録達成(当時)
- エベレスト清掃活動
- ヒマラヤ環境保護活動
野口健さんは、1999年にエベレスト登頂に成功し、7大陸最高峰の最年少登頂記録を達成(当時25歳)。その後、エベレストでの清掃活動やヒマラヤの環境保護活動など、環境問題に取り組んでいます。
父との登山
野口絵子さんは、春・夏・冬休みのたびに父と共に日本のみならず世界の山々を踏破してきました。
父から受けた影響は大きく、登山を通じて多くのことを学んだといいます。
受賞の感想:「実感が湧いていない」
グランプリ受賞後の囲み取材で、野口絵子さんは次のように語りました。
「実感が湧いていない、というのが正直なところでして。まさかいただけるとは思っていなかったので、重荷を背負っているような気分で、1年間頑張らなきゃなと覚悟を決めている感じです」
謙虚な言葉の中に、1年間のミス日本としての活動への強い決意が感じられました。
「私が人生で挑戦した山の中で一番ハードルが高かった」
野口さんは、特技の登山について聞かれ、次のように答えました。
「(ミス日本は)私が人生で挑戦した山の中で一番ハードルが高かった。誰かにとって励みになるような人になりたい」
数々の山を登頂してきた野口さんにとって、ミス日本コンテストは「一番ハードルが高い山」だったようです。
グランプリまでの道のりは「キリマンジャロ」
グランプリまでの道のりを山に例えるなら、という質問に対し、野口さんは「キリマンジャロです」と回答しました。
「小学校6年の頃からずっと登りたくて、中学校を卒業した後に登ったのですが、最初は順調だったのが最後登頂する日に突然天候が悪くなって。今まで培ってきた経験があるから行こうと父と決断し、それで無事に登頂できました」
困難を乗り越えて登頂したキリマンジャロのように、ミス日本グランプリへの道のりも決して平坦ではなかったことが伺えます。
ミス日本「海の日」とのダブル受賞
野口絵子さんは、グランプリに加えて、ミス日本「海の日」にも選ばれました。
「勝手にミス日本『みどりの大使』になると思っていた」
野口さんは、登山家として山の活動をしてきたため、「勝手に自分がミス日本『みどりの大使』になるんじゃないかなって思ってたんです」と語りました。
しかし、実際には「海の日」に選ばれました。
山と海のつながりを学んできた
野口さんは、山の養分が川を通じて海を育むことなど、自然の営み全てを経験で学んできたといいます。
「私は海の活動も大学1年生の頃からずっと続けております。日本の水産資源が減少していく中で、いかに水産資源を守っていくか、その切り口として、料理を使って漁業者の方と消費者の方を繋げ、料理を通じて日本の魚を守っていこうという活動をずっと続けていた」
山だけでなく、海の環境保護にも取り組んできた野口さん。ミス日本「海の日」は、その活動が評価された結果でした。
将来の夢:環境学校を作りたい
野口絵子さんの将来の夢は、「自然を五感で感じ学べる環境学校を子どもたちに作る」ことです。
具体的な構想
囲み取材で、野口さんは夢について次のように語りました。
「私の夢でもあるのですが環境学校を作りたい。子どもも大人も森と海のつながりを感じてもらえる、体験ができるものを作りたい」
「例えば植林することで森に栄養がまわり、やがて川から栄養が流れて海産物が豊かになる。そうしたらその海産物を食べに行きましょう、といったように、楽しいなどプラスの感情を持たせながら活動できる環境学校ができたら」
楽しみながら環境について学べる場所を作りたい。それが野口さんの夢です。
ミス日本の活動を通じて夢に近づく
「この想いがミス日本『海の日』になることで、私がずっと続けてきた活動をもっともっと広げていけるのかな、と期待しております」
ミス日本としての1年間の活動を通じて、野口さんは夢に一歩近づいていくでしょう。
父・野口健への思いで涙ぐむ場面も
囲み取材では、父・野口健さんへの思いを語る場面もありました。
「一番私に期待していなかった人」
野口さんは、受賞の喜びについて次のように語りました。
「一番私に期待していなかった人、それが父なんですけれども…」
ここで言葉に詰まり、涙ぐむ野口さん。
父から期待されていなかったからこそ、グランプリ受賞は感慨深いものだったようです。
父から受けた教え
野口さんは、登山を通じて父から多くのことを学んできました。
「痛みはプラスにもなるもの」
これは、父・野口健さんが娘に伝えてきた言葉の一つです。
登山の厳しさ、そして人生の厳しさを教えてくれた父。その教えを胸に、野口絵子さんはミス日本グランプリの栄冠を勝ち取りました。
高市首相の言葉になぞらえて
野口絵子さんは、今後の意気込みを次のように語りました。
「自分の言葉を通じて責任というものを持ちながら1年間活動していきたい。高市さんの言葉を借りて、登って登って登って歩んでまいりたいと思います」
これは、高市早苗首相の「働いて働いて働いて…」という言葉になぞらえたものです。
登山家らしい表現で、1年間の活動への決意を示しました。
ミス日本コンテストとは?
ミス日本コンテストは、1950年から開催されている日本最高峰の美のコンテストです。
歴史
- 開催年: 1950年〜(75年以上の歴史)
- 過去の受賞者: 山本富士子さん、藤原紀香さんなど
審査基準
「内面の美、外見の美、行動の美」を兼ね備えた「日本らしい美しさ」を審査基準に掲げています。
容姿だけでなく、心の持ちようや社交性など幅広い人間性を問います。
受賞者の活動
グランプリ受賞者は、1年間の任期で以下のような活動を行います。
- 公的行事への参加
- 社会貢献活動
- 国際的な展示会や博覧会での日本のPR活動
野口絵子さんも、この1年間、ミス日本として様々な活動に参加していくことになります。
まとめ
2026年1月26日、「第58回ミス日本コンテスト2026」で、登山家・野口健さんの長女、野口絵子さん(21歳・慶應義塾大学3年)がグランプリに輝き、ミス日本「海の日」とのダブル受賞を果たしました。9歳で雪山登山デビュー、14歳でネパールの山々を登頂するなど、登山家として活躍してきた野口さん。「ミス日本は人生で挑戦した山の中で一番ハードルが高かった」と語り、父・野口健さんへの思いで涙ぐむ場面もありました。将来の夢は「環境学校を作ること」。ミス日本としての1年間の活動を通じて、環境保護のメッセージを広く発信していきます。
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