川口市長選2026の争点は?外国人対応・JR川口駅停車計画・子どもの教育…6人が激突した選挙戦

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はじめに

2026年2月1日に投開票された埼玉県川口市長選挙。現在3期目の奥ノ木信夫市長(74歳)が引退を表明し、過去最多の6人が立候補する激戦となりました。主な争点は「市内に多数暮らす外国人への対応」「上野東京ラインのJR川口駅停車に伴う整備計画」「子どもの教育」の3つ。川口市の人口の約9%を外国人が占める中、各候補者は外国人政策で異なる主張を展開しました。投票率は40.98%と、過去最低だった2022年の前回選(21.67%)を19.31ポイント上回りました。本記事では、川口市長選2026の主要争点、各候補者の主張、そして選挙結果を詳しく解説します。

川口市長選2026の概要

2026年1月25日告示、2月1日投開票

2026年1月25日、任期満了に伴う埼玉県川口市長選挙が告示されました。

2026年2月1日に投開票が行われました。

過去最多の6人が立候補

現在3期目の奥ノ木信夫市長(74歳)が引退を表明し、過去最多の6人が立候補しました。

立候補者:

  1. 岡村ゆり子(44歳)無所属・新
  2. 立石泰広(64歳)無所属・新=自民推薦
  3. 西内聡雄(52歳)政治団体「日本党」・新
  4. 古川圭吾(55歳)政治団体「日本大和党」・新
  5. 矢野由紀子(62歳)無所属・新=共産推薦
  6. 松浦玄嗣(53歳)無所属・新

投票率は40.98%、前回から19.31ポイント上昇

投票率は40.98%と、過去最低だった2022年の前回選(21.67%)を19.31ポイント上回りました。

当日有権者数は47万5521人でした。

市選挙管理委員会の担当者は取材に、2月8日投開票の衆院選の期日前投票が始まり「相乗効果があった」との見方を示しました。

争点1:市内に多数暮らす外国人への対応

川口市の外国人人口は約9%

川口市の人口の約9%を外国人が占めています。

選挙戦では、市内に多数暮らす外国人への対応が主な争点となりました。

岡村ゆり子氏「生活ルールの周知徹底」

当選した岡村ゆり子氏は、「生活ルールの周知徹底」を第一に掲げました。

岡村氏は「いろんな国籍の人がいるのは本来、市の魅力になる」と語る一方、「郷に入れば郷に従えで、最低限のルールを守ってもらわないと」と強調。

苦情が多いごみ出しなどを巡るルールを分かりやすく伝える動画を転入時に見せるといった対策のほか、罰則付きの条例を設けることも検討するとしています。

立石泰広氏「相談窓口の設置」

自民推薦の立石泰広氏は、「相談窓口の設置」を挙げました。

西内聡雄氏・古川圭吾氏「外国人の生活保護受給の廃止」など

政治団体「日本党」の西内聡雄氏、政治団体「日本大和党」の古川圭吾氏は、外国人の生活保護受給の廃止や市職員採用の禁止といった施策を訴えました。

矢野由紀子氏の主張

共産推薦の矢野由紀子氏の主張については、詳細な報道がありませんでした。

外国人問題が大きな注目を集める

川口市では、外国人住民と地域住民とのトラブルが問題となっており、外国人問題が今回の選挙で大きな注目を集めました。

争点2:上野東京ラインのJR川口駅停車に伴う整備計画

現在、川口駅に停車していない

現在、上野東京ラインはJR川口駅に停車していません。

JR川口駅停車計画の費用負担が問題に

上野東京ラインのJR川口駅停車に伴う整備計画が進んでいますが、費用負担が問題となっています。

岡村ゆり子氏「難しいなら再検討する」

岡村氏は、JR川口駅の上野東京ライン停車に向けては、JRの負担増などで市の経費抑制を目指し「難しいなら再検討する」と述べました。

進めるか、立ち止まるか

川口市長選で論戦となったのは、上野東京ライン停車計画を進めるか、立ち止まるかという点でした。

利便性向上が期待される一方、費用負担が重いという懸念もあります。

争点3:子どもの教育

岡村ゆり子氏「子どもの教育に最も力を入れる」

岡村氏は、出馬表明の会見で「子どもの教育」に最も力を入れると主張しました。

教育環境の充実を重視する姿勢を示しました。

選挙結果:岡村ゆり子氏が初当選

開票結果

川口市長選挙の確定得票は以下の通りです。

当選 岡村ゆり子(44歳)無所属・新 85,637票
立石泰広(64歳)無所属・新 51,248票
西内聡雄(52歳)諸派・新 18,999票
古川圭吾(55歳)諸派・新 17,230票
矢野由紀子(62歳)無所属・新 10,934票
松浦玄嗣(53歳)無所属・新 8,431票

岡村氏は、自民推薦の立石氏に3万票以上の差をつけて圧勝しました。

保守分裂選挙となった背景

奥ノ木市長が立石氏を後継指名

現在3期目の奥ノ木信夫市長(74歳)は、今期限りで引退することを表明していました。

奥ノ木市長は、立石泰広氏を後継指名していました。

岡村氏は県議時代、保守系会派に所属

一方、岡村ゆり子氏は県議時代、保守系会派に所属していました。

立石氏は自民党県議団に所属していました。

2人とも保守系の候補者であり、保守分裂選挙となりました。

岡村氏が逆転勝利

奥ノ木市長が立石氏を後継指名していましたが、岡村氏が逆転勝利を収めました。

岡村氏の父は前市長の岡村幸四郎氏

2013年に5選後、半年で急逝

岡村ゆり子氏の父は、前川口市長の岡村幸四郎氏です。

幸四郎氏は2013年に自民推薦で5選を決めた半年後に急逝しました。

奥ノ木市長は岡村幸四郎氏の死去に伴い2014年市長選で初当選

現在の奥ノ木信夫市長(74歳)は、岡村幸四郎氏の死去に伴う2014年市長選で初当選しました。

そして今回、幸四郎氏の娘である岡村ゆり子氏が川口市長に当選しました。

立候補者の経歴

立石泰広氏(64歳)

玉川大学文学部卒業、明治大学公共政策大学院修士課程修了。

川口市議会議員を6期務め、2014年の埼玉県議会議員補欠選挙で当選、以降4期連続当選しました。

今回の川口市長選挙の立候補に伴い、同選挙の告示日に辞職しました。

矢野由紀子氏(62歳)

石川県立金沢西高等学校卒業。

2011年から川口市議会議員を3期連続で務めました。

現在は原水爆禁止埼玉県協議会常任理事を務めています。

西内聡雄氏(52歳)

埼玉県旧浦和市(現さいたま市)出身、埼玉県立南陵高等学校卒業。

バイクレーサー等を経て、現在は住宅リフォーム会社の代表を務めています。

政治団体「日本党」から立候補しました。

まとめ

2026年2月1日投開票の川口市長選挙では、市内に多数暮らす外国人への対応が主な争点となりました。川口市の人口の約9%を外国人が占める中、各候補者は外国人政策で異なる主張を展開。当選した岡村ゆり子氏(44歳)は「生活ルールの周知徹底」を掲げ、85,637票を獲得し初当選を果たしました。自民推薦の立石泰広氏(64歳)ら5人を破りました。他の争点として、上野東京ラインのJR川口駅停車に伴う整備計画、子どもの教育などがありました。投票率は40.98%と、前回(21.67%)を19.31ポイント上回りました。過去最多の6人が立候補する激戦を制した岡村氏は、父・前市長の岡村幸四郎氏の想いを継ぎ、川口市政を担うことになります。


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