はじめに
2026年1月20日に71歳で逝去した声優・塩屋浩三さん。「ドラゴンボールZ」の魔人ブウ、「忍たま乱太郎」の第三協栄丸など、独特の声質で数々のキャラクターを演じてきました。鹿児島県出身の塩屋さんは、小学5年生で劇団ひまわりに入り、子役として活動。中学生で一度退団しましたが、高校卒業後に再び芝居の道へ。青二プロダクションに所属し、声優として長年活躍してきました。本記事では、塩屋浩三さんの経歴、代表作、そして声優としての軌跡を詳しく解説します。
塩屋浩三のプロフィール
氏名: 塩屋浩三(しおや・こうぞう)
生年月日: 1955年8月18日
没年月日: 2026年1月20日(71歳没)
出身地: 鹿児島県
育ち: 神奈川県川崎市
最終学歴: 高校卒業
職業: 声優、俳優、ナレーター
所属: 青二プロダクション
活動期間: 1966年〜2026年
家族: 弟は声優の塩屋翼
幼少期:鹿児島県出身、神奈川県川崎市育ち
塩屋浩三さんは、1955年8月18日、鹿児島県に生まれました。
その後、神奈川県川崎市で育ちました。
弟の塩屋翼さんによると、塩屋さんは無口な子供でした。
1966年、小学5年生で劇団ひまわり入り
母親が無口を直すために入れた
心配していた母親が「活発な子たちの仲間入りさせたら何とかなるだろう」と考え、1966年の小学5年生の頃、無口を直させるために弟と一緒に劇団ひまわりに入れられました。
これが、塩屋さんの芸能活動のスタートでした。
子役として活動
劇団ひまわりに入ってからは、子役として活動しました。
最初のレギュラー出演としては、テレビドラマ「悪魔くん」の情報屋役でした。
「悪魔くん」で声優デビュー
「悪魔くん」の情報屋役では、第1話・第2話では鈴木芳生さんが演じていましたが、声は塩屋さんでした。
子役の喋りが下手だったため、アフレコルームに呼ばれて「この子にアテて声やってくれ」と急遽お呼びが掛かったといいます。
出演したのは第3話からで、アフレコだけ先になったわけですが、声を替えられた子役がかわいそうで、あまり楽しいものではなかったといいます。
これが、塩屋さんの声優デビューでした。
学校を休んでの活動
当時はほとんど学校の授業は受けておらず、特に小学5、6年生時には半分も行けずに劇団での活動ばかりになってしまったといいます。
中学生で劇団ひまわりを退団
学校を休むのが嫌だった
当時は学校を休むのが嫌であり、商店街などで「あの子、あの子」と指差されたこともあり、周囲の目を気にしていました。
親に退団を申し出
塩屋さんは親に「やるんだったら大きくなってからまた考えりゃいいんから、僕はもうここで辞める」と言って、劇団を中学生で退団しました。
以降、役者の活動はしないと考えていました。
高校卒業後、再び芝居の道へ
一度は芝居から離れた塩屋さんでしたが、高校卒業後に再び芝居の道へ進むことを決意しました。
太陽プロモーション、青年座養成所を経て、青二プロダクションに所属しました。
声優として活躍
独特の声質
塩屋さんの最大の武器は、独特の声質でした。
コミカルな役から重厚なキャラクターまで幅広く演じ分けることができました。
代表作
「ドラゴンボールZ」魔人ブウ役
塩屋さんの代表作といえば、何と言っても「ドラゴンボールZ」の魔人ブウ役です。
1994年から1995年にかけて放送された「ドラゴンボールZ」の魔人ブウ編で、魔人ブウを演じました。
愛くるしくも恐ろしい魔人ブウのキャラクターを、独特の声質で見事に表現しました。
「ブウブウ」という特徴的な声は、多くのファンの記憶に残っています。
「忍たま乱太郎」第三協栄丸役
長寿アニメ「忍たま乱太郎」では、第三協栄丸役を演じました。
1993年から放送されている「忍たま乱太郎」で、長年にわたって第三協栄丸の声を担当してきました。
「ワールドトリガー」鬼怒田本吉役
2014年から放送された「ワールドトリガー」では、鬼怒田本吉役を演じました。
「機動戦士ガンダムΖΖ」モンド・アガケ役
1986年から1987年にかけて放送された「機動戦士ガンダムΖΖ」では、モンド・アガケ役を演じました。
「ドラえもん」(テレビ朝日版第1期)大人ののび太(初代)
「ドラえもん」(テレビ朝日版第1期)では、1984年から1996年にかけて、大人ののび太(初代)を演じました。
「キテレツ大百科」
1988年から1996年にかけて放送された「キテレツ大百科」にも出演しました。
「北斗の拳」
1984年から1987年にかけて放送された「北斗の拳」にも出演しました。
「ゲゲゲの鬼太郎(第4作)」子なき爺役
「ゲゲゲの鬼太郎(第4作)」では、子なき爺役を演じました。
水木しげる原作の作品に出演しているのは、子役時代の「悪魔くん」に続いてのことでした。
ゲーム「戦国BASARA シリーズ」今川義元、ザビー役
ゲーム「戦国BASARA シリーズ」では、今川義元とザビー役を演じました。
弟は声優の塩屋翼
塩屋さんの弟は、声優の塩屋翼さんです。
塩屋翼さんも、兄と同じく劇団ひまわり出身で、声優として活躍しています。
代表作は「機動戦士ガンダム」のカツ・コバヤシ役、「超時空要塞マクロス」のワカマツ役などです。
兄弟そろって声優として活躍していました。
2026年1月20日、脳出血のため死去
2026年1月20日、塩屋浩三さんは脳出血のため死去しました。71歳でした。
青二プロダクションが1月28日に発表しました。
葬儀は遺族の意向により近親者のみで執り行われました。
まとめ
塩屋浩三さんは1955年鹿児島県生まれ。1966年小学5年生で劇団ひまわりに入り、子役としてテレビドラマ「悪魔くん」などに出演しました。中学生で退団し、高校卒業後に再び芸能界へ。青二プロダクションに所属し、声優として活躍しました。代表作は「ドラゴンボールZ」魔人ブウ、「忍たま乱太郎」第三協栄丸、「ワールドトリガー」鬼怒田本吉、「機動戦士ガンダムΖΖ」モンド・アガケなど多数。独特の声質でコミカルな役から重厚なキャラクターまで幅広く演じました。弟は声優の塩屋翼さん。2026年1月20日、脳出血のため71歳で逝去しました。


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