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現場でよく聞くIT用語!!「ハードウェア」について解説!

ハードウェアとは、コンピューターの中で実際に触ることができる、物理的な部分のことを指します。

例えば、パソコンを使っている時に見たことのある、モニターやキーボード、マウス、本体の中のマザーボードやCPU、そしてハードディスクやUSBメモリーなどが、ハードウェアにあたります。

それぞれのハードウェアは、コンピューターでの役割に応じて様々な種類があります。例えば、モニターは、コンピューターで表示される画像や文字を表示するためのものです。また、キーボードやマウスは、ユーザーが操作するための入力デバイスで、マザーボードやCPUは、コンピューターの働きを制御するための中枢部分にあたります。

さらに、ハードウェアには、一般的に、内部ハードウェアと外部ハードウェアとがあります。内部ハードウェアは、コンピューター内部にある部品で、本体の中に組み込まれています。一方、外部ハードウェアは、コンピューターに接続することで使用できる部品で、例えばUSBメモリーやプリンターなどがあります。

ハードウェアは、ソフトウェアと合わせて、コンピューターを動かすための必要なもので、ソフトウェアがハードウェアを制御して動作します。例えば、ユーザーがキーボードから文字を入力すると、キーボードが入力された文字列をマザーボードやCPUに送信し、CPUが文字列を処理してモニターに表示するといった具合に、ハードウェア同士が協調してコンピューターが動作するのです。

最近では、IoTなどをはじめ、身の回りの様々なものがハードウェア化されています。たとえば、スマートフォンやタブレット、スマートウォッチなどの電子機器、自動ドアやエレベーター、車のパーツなどが、すべてハードウェアで構成されています。

ハードウェアは、私たちの生活を支える大切な技術の一つであり、今後もコンピューターやIoTなどの分野で、ますます進化していくことが期待されています。