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現場でよく聞くIT用語!!「外部結合」について解説!

外部結合」とは、データベースにおいて2つ以上のテーブルを連結させる際に使用される結合の一つで、2つのテーブルのうちどちらか一方にしか存在しないデータを含めたテーブルの結合を行うためのものです。

具体的には、複数のテーブルを検索する際に、1つのテーブルだけに存在しているデータも検索したい場合があります。この場合、「内部結合」だけでは不十分で、どちらか一方にだけ存在するデータも取得する必要があります。そこで、外部結合が使用されます。

外部結合には、「左外部結合」「右外部結合」「完全外部結合」の3種類があります。

外部結合の場合、左側のテーブルにはあるが、右側のテーブルにはないデータも取得することができます。この場合、左側のテーブルを基準に結合を行います。

外部結合の場合は、逆に右側のテーブルにはあるが、左側のテーブルにはないデータも取得することができます。この場合、右側のテーブルを基準に結合を行います。

完全外部結合は、左右のテーブルのどちらかにでも存在するデータを全て取得することができます。この結合を行うためには、左外部結合と右外部結合を組み合わせたものを使用します。

外部結合を使用することで、特定の条件に当てはまらないものも含めたテーブルを検索することができます。データベースの設計や、アプリケーションの要件に応じて、内部結合と外部結合を適切に使い分けることが、データの正確な取得につながります。