TypeScriptはJavaScriptに型を導入することで、コードの安全性を高める言語です。しかし、型を理解しないと「型エラー」に悩まされることも…。
この記事では、
「TypeScript初心者必見!基本の型とよくあるエラー解説」
と題して、TypeScriptの基本的な型と、よくある型エラーについて解説します!
TypeScriptの基本型
まずは、TypeScriptでよく使われる基本的な型を紹介します。
number型(数値)
TypeScriptの number 型は整数だけでなく、小数、負の数、無限大、16進数なども扱えます。
let intNum: number = 42; // 整数
let floatNum: number = 3.14; // 小数
let negativeNum: number = -100; // 負の数
let infinityNum: number = Infinity; // 無限大
let hexNum: number = 0xff; // 16進数(255)
string型(文字列)
let name: string = "Alice";
boolean型(真偽値)
let isValid: boolean = true;
型推論(Type Inference)
TypeScriptでは、変数の値から型を推論することができます。
let message = "Hello, TypeScript!"; // 型推論によりstring型と認識される
message = 123; // ❌ エラー:number型をstring型の変数に代入できない
明示的に型を指定しなくても、TypeScriptは初期値を基に型を決定します。
ただし、推論が意図しない結果になることもあるため、必要に応じて明示的な型指定を行いましょう。
よくある型エラーとその解決方法
「型 ‘〇〇’ を型 ‘△△’ に割り当てることはできません」
エラー例
let price: number = 1000;
price = "1000"; // ❌ エラー
解決策
price = Number("1000"); // ✅ OK

ゆーや
型に合った値を使うか、型変換を行いましょう。
まとめ
本記事では
「TypeScript初心者必見!基本の型とよくあるエラー解説」
と題して、TypeScriptの基本型(number, string, boolean)と、よくある型エラーを紹介しました。
エラーが出たときは、
✅ 変数の型を確認する
✅ 適切な型変換を行う
などの対策をしてみてください!
TypeScriptを活用して、より安全でバグの少ないコードを書いていきましょう!
コメント