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現場でよく聞くIT用語!!「SSL」について解説!

IT業界で使われるSSLは、「Secure Sockets Layer」の略称であり、Secureな通信を行うために使用されます。SSLプロトコルを使うことで、WebブラウザとWebサーバー間の通信において、データが暗号化され、第三者による盗聴や改竄を防止することができます。

具体的には、Webサイトにセキュリティーサーバー証明書をインストールすることでSSL通信が可能になります。証明書は、認証局などからWebサイトのドメインなどを確認した上で発行されます。WebサイトにアクセスするユーザーがWebサイトのURLを入力すると、Webブラウザはサーバーにアクセスし、公開鍵などを交換して安全なセッションを開始します。この時、Webサーバーは証明書を提供し、ブラウザは証明書が信頼できるかどうか確認します。

SSL通信では、ブラウザとサーバー間のデータは暗号化され、第三者による悪意あるアクセスから守られます。データは通信路中で暗号化され、解読されることはありません。また、SSL通信では、通信中のデータが改竄されていないかどうかも確認されます。このため、Webサイトの個人情報や重要な情報を扱う場合には、SSL通信を利用して、安全な通信を行うことが必須となります。

SSLプロトコルは、HTTPSプロトコルを通じて、WebブラウザとWebサーバー間の通信を暗号化し、サイトのセキュリティを確保します。また、SSLを使用した通信では、不正なデータの送信や偽装を防ぎ、安全な通信を保つことができます。

最近では、ブランド認知度やSEOにも影響するため、SSL通信を導入しているウェブサイトが増えているといわれています。SSL証明書を、認証局などから購入することで、Webサイトをセキュアにし、ユーザーより信頼されるサイトにすることができます。