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現場でよく聞くIT用語!!「CSS」について解説!

CSS」とは、ウェブサイトの見た目やレイアウトを設計するために使用されるプログラミング言語です。

例えば、ウェブサイトには文字の色や大きさ、背景の色や画像、ページ全体のレイアウトなどがあります。これらの要素を一つ一つ指定し、デザインするのは非常に手間がかかります。CSSはこうしたデザインのために専門的に用いられるプログラミング言語として、広く活用されています。

CSSによって、複数のウェブページで同じデザインを使いまわすことも簡単になります。ウェブページ同士でデザインを共有することで、ムダな手間を省くことができ、効率的なウェブサイトの構築につながります。

では、例え話を使って、CSSがどうやってデザインに役立つのか、わかりやすく説明してみましょう。

あなたが誕生日プレゼントを選んでいるとします。お店には様々なプレゼントが並べられていますが、どれも似たようなものばかりで、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。そこで、お店員さんに「誕生日プレゼントで、ピンク色が好きで、コットン素材が良いものを探しています。」と伝えると、お店員さんがピンク色でできたコットン素材の商品を、手早く集めてくれます。それが、「CSS」のようなものです。

ウェブページ作成でも同様に、「文字や画像のなかで、こんな色だと良いな」「ここをもっと大きくしたい」といったデザインの希望を、CSSに伝えることで、興味をもった人にとって、わかりやすく美しく見せることができるのです。

例えば、ウェブページを制作するとしたら、CSSによって以下のようなデザインを設計することができます。

・背景に「青色」を使う
・文字色に「白色」を使う
・見出しのフォントに「手書き風のフォント」を使う
・画像に「影をつける」
・ページ全体のレイアウトを「中央寄せ」にする

CSSを使うことで、小学生でもウェブページを、自分好みのカラーやレイアウトに変更することができます。また、CSSはコードを一度書けば、複数のウェブページで共有することもできるため、デザインの統一性を保つことができます。このように、CSSはカスタマイズ性が高く、使い勝手が良いプログラミング言語であるといえます。

以上が、CSSの基本的な使い方について簡単に説明した内容です。CSSは、ウェブページをより魅力的に、わかりやすくするための強い味方となっているのです。