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現場でよく聞くIT用語!!「クラウド」について解説!

クラウド」とは、インターネット上にある大型のコンピューターシステムのことです。たとえば、ある会社が自分でサーバー(大型のコンピューター)を購入してきて、自分で使うこともできますが、クラウドを使えば会社自体がコンピューターサーバーを持っていなくても、インターネットを通じて必要なデータやプログラムにアクセスすることができます。

なぜクラウドを使うのかというと、クラウドを使うことで次のようなメリットがあります。

・場所や時間を問わずアクセスできる:自分がいる場所や時間を問わずに、インターネット上でデータやプログラムにアクセスすることができます。

・コスト削減:サーバーやハードウェアの購入に加えて、それらを保守するために専門家を雇う必要もあります。しかし、クラウドを使えば、必要な分だけ使い、必要なときだけ払うことができます。このため、コスト削減ができます。

・保障内容が充実:クラウドプロバイダーは、常にデータのバックアップや保護など、セキュリティに関する対策を行っています。したがって、自分自身で保護する必要がなくなり、安心して使うことができます。

また、クラウドには、次のような使い方があります。

・ストレージ:自分でデータをどこかに保存する必要がある場合、クラウドに保存することができます。その結果、自分がいる場所や時間を問わずに必要なデータにアクセスすることができます。

・アプリケーション:自分でアプリケーションを開発し、自分でサーバーを設定する必要がなく、クラウドにアップロードするだけで使うことができます。

・IaaS(Infrastructure as a Service):必要なサーバーやハードウェア、OSを、必要な分だけ使えるサービスを提供しているクラウドプロバイダーもあります。自分が持つのではなく、必要な分だけ使えるため、より多くの人が安く使えるようになっています。

以上のように、クラウドはインターネット上にある大型のコンピューターシステムで、自分で大型のコンピューターシステムを持っていなくても、必要なデータやプログラムにアクセスすることができます。また、オンラインストレージやアプリケーションの実行、必要なハードウェアの提供など、さまざまな使い方があります。クラウドを使うことで、場所や時間を問わず使うことができ、コスト削減や保障内容の充実も期待できます。