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現場でよく聞くIT用語!!「Wi-Fi」について解説!

Wi-Fiは、ワイヤレス・フィデリティと呼ばれ、インターネット接続やローカルネットワークに使用される無線通信技術の一種です。Wi-Fiは、IEEE 802.11という規格に従った無線LAN技術の1つであり、一般的には2.4GHz、5GHz、または60GHzの周波数帯を使用してデータを送信・受信します。

Wi-Fiの設定は、主に以下の2つの設定が必要です。まず、無線アクセスポイント(AP)またはルーターの設定が必要です。この設定では、ネットワークの名前(SSID)やセキュリティ方法、パスワード、チャンネル、帯域幅などの設定を行います。次に、クライアントデバイス(スマートフォン、タブレット、パソコンなど)のWi-Fi設定を行います。この設定では、SSIDとパスワードを入力して接続します。

無線通信には、多くの利点があります。まず、ワイヤード接続を必要としないため、自由度が高く、どこでもインターネット接続が可能です。加えて、多数の端末が同時に接続できるため、共同作業や集団ワークにも適しています。また、ワイヤード接続だと接続に必要なケーブルが必要となりますが、Wi-Fiの場合は接続に必要な機器だけを持っていけばOKです。

一方で、無線通信にはセキュリティ上の課題があります。Wi-Fiネットワークは、電波でデータを送信するため、他のネットワークからの攻撃やデータの盗聴・改竄などが可能です。そのため、通信の暗号化、パスワードの設定、セキュリティーソフトの導入などの対策が必要です。

最近では、Wi-Fiによるインターネット接続が、家庭やオフィスなどの一般的な使用方法だけでなく、公共交通機関やコンビニエンスストア、カフェなどでも普及しています。また、IoT(Internet of Things)機器やスマートホームなどにも使用され、ますます広がりを見せています。

以上がWi-Fiの基本的な説明になります。インターネット接続やネットワークの使用においては重要なテクノロジーであるため、正しい設定とセキュリティ対策が必要です。