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現場でよく聞くIT用語!!「USB」について解説!

USBとは、Universal Serial Bus の略で、コンピューターや周辺機器などを接続するための規格の一つです。パソコンなどのホスト機器と周辺機器を簡単に接続することができることから、広く普及しています。データの送受信や電力供給などの機能を持ち、様々な機器に対応することができます。

USBの種類には、USB-A、USB-B、USB-Cなどがあります。USB-Aはパソコン側に接続される端子で、USB-Bは周辺機器側に接続される端子です。USB-Cは、新しいデバイスで採用される規格で、コネクタが小型化され、両面挿し込みが可能になっています。また、USB 2.0、USB 3.0、USB 3.1、USB 4.0などの規格もあります。速度や対応する機器などが異なるため、使う前に確認する必要があります。

USBは、データの送受信に加えて、周辺機器に電力を供給する機能があります。例えば、スマートフォンなどの携帯端末は、充電するためにUSBポートに接続されます。また、タブレットやノートパソコンも、USBポートを使って充電することができます。つまり、USBは、充電器としても利用することができます。

USBには、様々な種類の周辺機器が接続できます。例えば、マウスやキーボード、プリンター、スピーカー、外付けハードディスクなどです。接続するためには、通常はドライバーをインストールする必要がありますが、自動で認識する機器もあります。また、USBハブを使えば、1つのUSBポートから複数の機器を接続することができます。

USBは、誰でも簡単に接続することができますが、注意点もあります。例えば、USBメモリーや外付けハードディスクなどのデータを譲り受けるときには、ウイルス感染や情報漏洩のリスクがあるため、注意が必要です。また、充電器によっては、安全性の問題があることもあります。正規品を使うか、信頼できるメーカーの商品を選ぶようにしましょう。

USBは、コンピューターなどのICT機器の普及に大きく貢献した一つの規格です。データの送受信や充電に利用されるため、便利性も高く、今後もますます多くの機器に採用されることが予想されます。